前回に引き続き、京都の話。
実は私、社会科がとても苦手です。
ここだけの話、高校の時テストで20点以上取ったことなかったです(苦笑)。
(もちろん100点満点。でも一度も赤点には引っかからなかった!)
先日の京都旅行の際も「予備知識をいれておくように」と、軽ーい歴史解説本を夫に渡されました。
…これがまったく頭に入らないんだな~
「まあいいや…」と当日。
その日は幕末関連の場所を回り、あれこれ夫が解説。まあ、上の空?!
だってわかんないからね~。
そうこうしているうちに着いたのが、新選組が宿にしていたという八木邸。
中に入ると、年のころ70歳くらいのおじさんが、みんなを集めてお話をしてくれました。
このおじさんの話がおもしろい!
「茨城出身の人いる?ごめんね~、ちょっと茨城出身の芹沢鴨の悪口言うよ~。」
「じゃあ、あなた、近藤ね。で、あなた沖田ね。その気持ちで次の間に芹沢を追いかけていって。」
てな調子で、歴史の流れを話してくれました。
あんなにぼんやりしていた歴史が、ストンと頭の中に入りました。
そして、自宅への帰りの新幹線の中。
いやいや読んでいた歴史解説本がすらすら読めるようになりました。
難しいことを自分の言葉で解説されるって、すごくわかりやすい。
ちょっと、歴史の苦手意識が解消されました。
そして、私も八木邸のおじさんのような数学の先生になりたいな、と心から思った一日でした。
きっかけをくれたおじさんありがとう。
0 件のコメント:
コメントを投稿