2011年2月16日水曜日

「三つ子の魂百までも」 

「ほめる」をテーマに前回お話をしましたが、国語専科の担当講師が以前投稿していたものをもう一度載せます。
昨年8月にHPにアップされたお話です。

 前回…人間の脳は、興味を持ったり、感動したりしたことほど、よく覚え、心がワクワクと動いた時に、人間らしい考えを生み出す機能が備わっている→その情報が脳内で「もっと!もっと!」とモチベーションを高め、「考える」思考のプロセスを働かせる…要するに「好き」という気持ちが脳の活性化には欠かせない!!という話をしました。
では、これはいつから形成されたのでしょうか?生後3ヵ月程で人の表情が見れるようになり、他者を意識するようになってスタートしたのです。
最初に意識するのは、多くの場合『お母さん』の表情です。お母さんを見て、興味を持ち、お母さんを好きになることから、人間の脳の考える仕組み作りが始まったのです。思い出して下さい。我が子が、初めて寝返りを打った時・初めて歩いた時・初めて言葉を発した時…お母さんは満面の笑みで「えらいね!すごいね!」とほめたたえたはずです。子どもは、その時ことを脳内にしっかり記憶しています。大好きなお母さんの笑顔・誉め
言葉→目や耳を通って脳に伝わり、「うれしい」という感情が生まれ、「もっと喜んでもらいたい!もっと誉められたい!」と頑張ってきたのです。叱ってばかりのお母さんたち、あの頃の事を思い出して、お子さんをたくさん誉めてあげて下さい。最初は「キモッ」と言われるかもしれませんが、お子さんの脳は覚えています。頑張ってみようと!                           

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