千葉の公立高校後期試験の発表が今週木曜日にあった。
前期で残念な結果だった生徒さんたちも見事合格通知を手にし、
嬉しい知らせに私も夜祝杯をあげた(^_^)v
一方で第一志望に合格が叶わなかった生徒さんもいるわけだが、
一つ言いたいことは高校受験はまだゴールではないということだ。
ここで人生が決まったわけではない。
3年後にある大学受験の結果いかんによっては、今の笑顔と悔しさが逆転することも十分ありえることだ。
「入学したらすぐにがりがり勉強せよ」というわけではない。
しかし、受験までの3年間は思っている以上に短い期間だということと
高校生活は赤点→留年→退学ということもありえるということを認識しておいてほしい。
高校の数学は、予習を中心に進めていくとよい。
教科書の問題の解答解説が載っている教科書ガイドはぜひ購入しておくこと。
授業の前日に例題を読み、問題を解いてガイドで確認をする。
分からなかったところを中心に授業中に集中してその部分を聞いてくると
メリハリのある講義を受けられる(わかっているところは軽く流して少しリラックスする)。
帰ってきたら副教材で復習をする。
もしどうしても自分で予習ができないというのであれば、塾に行ってその部分を補うことをお勧めする。大学生の家庭教師の先生を頼むのもいい。
なぜなら復習中心のペースになると、どうしても授業についていけなくなることが多いからだ。
完璧に理解できなくてもまったく構わない。しかしながら、翌日の授業で行う問題を数問自宅で解いていくことは大切である。
次に通塾のタイミングであるが、塾には補習を中心とする補習塾と大学受験を目標とした進学塾の2種類があることを念頭に置いて話を進める。
まず、前者の場合であるが、こちらは学校の勉強についていけないあるいはついていけなくなりそうなときに、スポット的に利用するのがよい。
1年生では三角関数や二次関数が理解できなくなったらすぐに何らかの手を打つべきである。
なぜならこの単元は2年生になってから再度応用という形で出現し、この時点で1年の基礎ができていないと赤点は間違いないからだ。高校数学は(特に数ⅠAは)単元ごとに内容が独立しているので、その単元だけ家庭教師の先生を頼むというやり方がお得だろう。
後者の進学塾は、高校2年生で数学と英語、高校3年生になってそれ以外の受験教科を取るという人が多い。中学までの塾と違い、必要な教科ごとに受講可能なので
場合によっては教科ごとに塾を変えるということもある(数学はA塾、英語はB塾など)。
後あとになってから影響するのは、自習室が使える塾を自宅のそばに確保しておくという点だ。
自宅で勉強できるのであればいいが、集中できる自習室があると特に高校3年生の自由登校の時期にはかなりいい。自宅のそばというのがポイントだ。
朝から出かけていき家にお昼を食べに帰り、また午後から自習室へ行く。
電車に乗らないで家のそばの自習室に行けるというのは、学校の通学路にある塾に電車に乗ってでかけることを考えるとずっと楽だ。
進学塾は入塾したら大学受験が終了するまでお付き合いするところとなる。
複数掛け持ちするにしても、メインとなる塾を一つ決めておき
そこの先生と自分の学習計画を常に修正しながら勉強を進めていこう。
進学塾は勉強を教えてもらうだけではない。今やっていることが違った方向に進んでいないか
いつも相談ができることが合格への鍵だと思う。
春から高校生になるみなさん。がんばれ~!!
2014年3月8日土曜日
2014年3月5日水曜日
著作権云々【国語担当】
著作権とは、著作者が著作物に対して持つ権利のこと。
著作者が「思想、または感情を創作的に表現したもの」で、
例えば、文章・曲・歌詞・絵画・写真…など。
簡単にいうと、著作者に、コピーしてもよい・してはダメ・
いくら払えばしてもよいかを決めさせることができる法律である。
残念ながら、ネット上で最もないがしろにされているものでもある。
使用許可が必要。過去問そのものが著作物として保護されているって訳。
国語の問題については、学校の許可だけでなく、題材となった元の文章を
書いた人の許可も必要。だから、過去問集にも文章が掲載されず
「なんじゃこりゃ?!」となる。
著作者側の意見としては、自分の文章を用いた入試問題と選択肢をみて、
問題作成者の誤読・誤認があり、使用を禁じているということのようだ。
よって、国語入試業界では「入試作家」と「非入試作家」という区分けが
まことしやかに語られているのは事実。つまり、著作権OKの作家だけを
選別して入試原文を選ぶ、その後は、過去問に掲載もOK!
引用も出題も盗作さえもOK・OKなんていう懐の広~い作家もいる。
入試のような真剣勝負で自分の著作を読んでもらえるのはありがたい。
むしろ読者の拡張につながる…って!
実際に、過去問に使用された文章を読んで、ファンになった学生も
いるはず。論説文に関しては、私もそのひとりだ。
著作者が「思想、または感情を創作的に表現したもの」で、
例えば、文章・曲・歌詞・絵画・写真…など。
簡単にいうと、著作者に、コピーしてもよい・してはダメ・
いくら払えばしてもよいかを決めさせることができる法律である。
残念ながら、ネット上で最もないがしろにされているものでもある。
数ちゃんの「過去問」の話…過去問は、過去問自体に問題を作成した
学校の著作権が生じると考えられる。従って、過去問の著作権者である学校の使用許可が必要。過去問そのものが著作物として保護されているって訳。
国語の問題については、学校の許可だけでなく、題材となった元の文章を
書いた人の許可も必要。だから、過去問集にも文章が掲載されず
「なんじゃこりゃ?!」となる。
著作者側の意見としては、自分の文章を用いた入試問題と選択肢をみて、
問題作成者の誤読・誤認があり、使用を禁じているということのようだ。
よって、国語入試業界では「入試作家」と「非入試作家」という区分けが
まことしやかに語られているのは事実。つまり、著作権OKの作家だけを
選別して入試原文を選ぶ、その後は、過去問に掲載もOK!
引用も出題も盗作さえもOK・OKなんていう懐の広~い作家もいる。
入試のような真剣勝負で自分の著作を読んでもらえるのはありがたい。
むしろ読者の拡張につながる…って!
実際に、過去問に使用された文章を読んで、ファンになった学生も
いるはず。論説文に関しては、私もそのひとりだ。
著作権の有効期限は50年。死後50年経ったの作家の作品で
入試問題を作れば問題はない、のだが、そればかりでは、あまりに寂しいでし
ょ?!
2014年3月1日土曜日
定期試験の販売【数学担当】
教室に通っている生徒さんたちの学校で定期試験が始まっている。先週くらいから今月の中旬くらいまで学校ごとにずれはあるが、このところ試験対策が主な授業内容になっている。
さて、「全国大都市を中心とした中学高校の定期試験をネット販売していた」というニュースが一部新聞に掲載されていたが、目にした方はいるだろうか。
名古屋市で塾経営をしている男性が、自治体(千葉市を含む)に情報公開請求をして
46万枚以上のテストを入手。その後男性の知人が1教科1回分を200円でネット販売しているという。
今回のこの問題点は何か。
小説の文章などを販売すると著作権の侵害になるので国語の問題は除かれているそうだから
そこに法的問題はない。また、東京都などは「テストの著作権は東京都にある」としているが、
著作権を主張できるほど創作性が高いものかどうか、グレーゾーンである。
むしろ開示請求を拒否した愛知県の「公にすることにより傾向がわかり生徒の成績に大きくかかわる」という意見や、販売されている問題を作った先生の「苦労して作ったテストが販売されているなんて腹立たしい」と言っていること、この方が本音なのではないか。
お金を払って情報を得た人だけ成績が上がるなんてずるいし、問題作成の労力なしにお金儲けするなんてずるい!ということ。
けれどもその一方で「入試の過去問は販売されているじゃないか」という意見もある。
もっと言えば学校のHPサイトに行けば、無料で過去問をダウンロードできる。
近隣の学習塾では試験前には過去問を生徒に配って試験対策をしているが
これは決して特別なことではない。中にはその学年のテスト作成教員を調べ、
過去にその教員が作った問題を配布しているという徹底した塾もある。
ひとえに今回の問題はあまりにも大げさにやりすぎちゃった…というところだろう。
細々とやっていた過去問対策を、無差別にだれでもPCのクリック一つで入手できてしまう
上手い商売をした人とそこから簡単にテストを入手した人に、なんとなく面白くないな
という気持ちが湧きあがるのは確かだ。
だとしたら、過去問を解いても簡単に100点が取れない多面的な問題(高難易度という意味ではない)を作成するとか、問題を作った先生にはお手当を出すとか対策があるのではないか。
過去問を解くことによってその単元の重要項目を再確認できる。そして、その問題を解くことにより今回きちんと覚えておかなければいけないことを学習するいい機会になる。だから、そんなに目くじらをたてて怒らなくてもいいのではないのかなと私は思う。一番大切なのは子供たちの学力が向上することなのだから。
さて、「全国大都市を中心とした中学高校の定期試験をネット販売していた」というニュースが一部新聞に掲載されていたが、目にした方はいるだろうか。
名古屋市で塾経営をしている男性が、自治体(千葉市を含む)に情報公開請求をして
46万枚以上のテストを入手。その後男性の知人が1教科1回分を200円でネット販売しているという。
今回のこの問題点は何か。
小説の文章などを販売すると著作権の侵害になるので国語の問題は除かれているそうだから
そこに法的問題はない。また、東京都などは「テストの著作権は東京都にある」としているが、
著作権を主張できるほど創作性が高いものかどうか、グレーゾーンである。
むしろ開示請求を拒否した愛知県の「公にすることにより傾向がわかり生徒の成績に大きくかかわる」という意見や、販売されている問題を作った先生の「苦労して作ったテストが販売されているなんて腹立たしい」と言っていること、この方が本音なのではないか。
お金を払って情報を得た人だけ成績が上がるなんてずるいし、問題作成の労力なしにお金儲けするなんてずるい!ということ。
けれどもその一方で「入試の過去問は販売されているじゃないか」という意見もある。
もっと言えば学校のHPサイトに行けば、無料で過去問をダウンロードできる。
近隣の学習塾では試験前には過去問を生徒に配って試験対策をしているが
これは決して特別なことではない。中にはその学年のテスト作成教員を調べ、
過去にその教員が作った問題を配布しているという徹底した塾もある。
ひとえに今回の問題はあまりにも大げさにやりすぎちゃった…というところだろう。
細々とやっていた過去問対策を、無差別にだれでもPCのクリック一つで入手できてしまう
上手い商売をした人とそこから簡単にテストを入手した人に、なんとなく面白くないな
という気持ちが湧きあがるのは確かだ。
だとしたら、過去問を解いても簡単に100点が取れない多面的な問題(高難易度という意味ではない)を作成するとか、問題を作った先生にはお手当を出すとか対策があるのではないか。
過去問を解くことによってその単元の重要項目を再確認できる。そして、その問題を解くことにより今回きちんと覚えておかなければいけないことを学習するいい機会になる。だから、そんなに目くじらをたてて怒らなくてもいいのではないのかなと私は思う。一番大切なのは子供たちの学力が向上することなのだから。
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