2013年6月8日土曜日

どれだけカッコ悪いか【数学担当】

国ちゃんの言うとおり、私の卒業した中学でも
かばんはズックカバンだった。しかも、男子と女子でそれぞれ
黒と赤の皮の縁取りがしてあって、これがカバンを洗うと色落ちするのだ。
白いカバンはいつしか、ピンクのグラディエーションがかかった
微妙なものになっていた。
制服は冬はまだしも、夏制服が最悪。
白いセーラー服なのに、セーラー襟の部分だけ濃紺。
エンジのラインが入っていた。超ダサイ。
そしてさらに、お年頃の女子を叩きのめすのはヘルメット。
そう、あのヘルメットである。
自転車通学の私は、おっさんがかぶる様な白いヘルメットを
毎日かぶって、エッチラコッチラ通っていた。
なんでも、事故があった時に頭を守るから…ということから始まったようで
あるが、なんとも「ザ・田舎」という感じ。
確かに、田んぼに突っ込んだり、トラックに正面衝突しかけたりと
私の自転車さばきは危ういものであったけれど
周りの目がもろに気になるお年頃にはつらいものがあったな~。

それを思えば、高校の制服はかわいかった。
お掃除の時につける白いエプロンも、好きだった。
夏はバックストラップがあればサンダルで登校してもよかったから、
ちょっと洒落たサンダルを買ってはいて行った。
カバンはブタカバンだったけど…。

2013年6月5日水曜日

ズックかばん【国語担当】

今どきの学生は、皆一様にリュックを背負っている。
私たちの時代(1970年代)。私の通っていた中学校は、
白い厚手の布製の、肩から斜めがけに下げるかばん
(通学用帆布製の白い肩かけかばん…と言うそうだ)が学校指定。
今では、古~い映画でしかお目にかかれない代物だ。
当時でも、かなりダサい感じで、右端にある校章のプリントが
ダサさに拍車をかけていた。
斜めがけに、腰の後ろあたりに下げるのだが、ツッパリ(不良のこと)は
ず~っと下、ひざの後ろあたりに、だらしなく下げるのが定番。
制服は、紺地に赤のライン(リボンも赤)が入ったセーラー服で
これは、なかなかイケていた!…なのに、肩から幅10センチの
斜めがけの白い布のかばんは、あまりに合わなかった。
下げると、なんとも田舎っぽい印象だった。
当時でも、市の中心部の学校に行けば行くほど、このかばんを
使用している学校は少なかった。(数ちゃんは、このかばんだったよね?)
神奈川県出身の主人は、「見たこともない」と言っていた↓

このかばんは、「ズックかばん」とも呼ばれ(ズックの布と相似していたから)、
っていうか、ズックという言葉自体、「死語」だろって話。
実際は、帆布というもので作られていた。平織りで厚手の布。
綿が主流(たわしで洗える!)。帆船の帆に使用するため、
厚手で丈夫な布として作られたのが始まりで、その後、通学用かばん、
現在では、エコバッグ・相撲の廻し・テントの天幕・建築材料・幌・
競走馬のゼッケンなどに使用されている。
目的に応じて厚み・硬さが何段階かあるようだ。
また、マニアの間では、ネットで探してようやく手に入る貴重品。
レトロ感覚で使っている人も多く、20代では、メンズバッグとして
…実際、ジーンズにも似合うそうな…。
アメリカ向けの日本土産として人気を博した時代もあったようだ。
現在、指定品扱いで、使用している学校は皆無だそうだ。
通学バッグに指定がない為、個人で探し、古着的な感覚で使用している
学生は、いるらしい。ネットの画像で見たら、かなりおしゃれな感じで、
当時のダサい印象は、もうなかった。
で、次回は「ブタカバン」について…だよ!
(数ちゃん…懐かしい響きでしょ?)

2013年6月1日土曜日

難問の判定【数学担当】

毎年秋になると、過去問を解く作業に入る。
生徒さんの志望校に合わせて、1校あたり最低でも5年分。
第一・第二志望は8年分が目安である。
学校によっては、前期後期と2回以上試験を実施する学校が
あるので、そうなってくると掛け算式に増えてくる。
問題を解くこと自体はあまり時間はかからないのだけれど、
出題のツボとか解法のコツとかを見つけて
(忘れないように)そのあたりを記載した資料を作るのが
結構大変。時間がかかる。
けれどこの作業をしておけば、学校の傾向と対策がつかめるし
複数校の問題を見ることによって、その年度のハヤリ
(一応問題作成にも流行というものがある)がわかる。
そして何より内容の密度の濃い授業ができるから
こればかりはサボるわけにはいかないのだ。

過去問を解いているときに必ず行うのが、問題の難易度を
決めること。私はA⁻からC⁺まで9段階に分類している。
一応自分の中には分類基準はあるのだけれど、これは
口で説明するのは難しい。長年の勘というものか。
先の入試分析セミナーでは、この難易度の付け方という話があって
実に明確で「へ~。」って関心した。
問題に記載されている情報から答えに至るまでの
思考ステップでランクを決めるという。
例えば、「次の方程式を解きなさい」っていうのは
解くだけ、つまり1ステップで解答が得られるけど
千葉県の今年の数学問題の大問4、「スイッチを入れると
図形があらわされて…」なんてなると、問題の本質に
至るまでに、いろいろ考えなくてはいけないから面倒。
ステップ数は3となる。これは難問。
このほかにもいくつか、難問判定条件があり
今年はこの方法でやってみようかな、という気になっている。
難問の判定の基準が人に伝えられる形になっていると
分かりやすくていいし。
でもさらに時間がかかりそうな気配もあり、秋になるのがちょっと憂鬱なのだ。